新ドメインでブログ始めました

このブログを作った理由

実は前にワードプレスを使ったブログ「ADHDの生き方探し」を書いていてそこそこ閲覧数も増えていたのですが、ある日急にブログが読めなくなっていました。去年もそういう事があり理由はサーバーレンタル料の支払い忘れだったので、今回も同様に対応すればいいやと思っていたのですが、

サーバー業者にお金を払って数日経っても閲覧ができず、おかしいなと思いよくよく状況を確認すると・・・

ドメインの有効期限が切れて今までのブログに入れなくなってしまったのです(泣

ブログ運営にはサーバー側にブログのデータを保存するためにサーバーレンタル料を払うのですが、これに加えドメイン使用料も払わなければいけなかったのです。しかも支払い期日は3月末で、今日は5/13。詰みました。_ト ̄|○ 去年はギリ間に合っていたのですが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったもので1年経ったら気を付けようという危機管理能力はまったく成長しないままこんな悲劇が起こってしまったわけです。

ということで今後はこちらのブログで記事を書いていこうと思います。ついでにブログの見栄えも変えてカテゴリを分かりやすく、画像も使ってビジュアル的に見やすくしようと思っています。転んでもタダでは起きません。

このブログは何を書く?

さてこのブログは前ブログの内容を思い出しながら、障害年金や発達障害の困難さについて書こうかなと一瞬思いましたが、記事カテゴリーのとおり、
程々(ほどほど)に(頑張り過ぎず健康を維持する)
②発達グレーとして(特性を自覚し困難を回避する)

生きていく事をテーマに書いていこうと思います。私はこの記事を書いている時点で50歳が見えてきている年齢です。就職して四半世紀が経つのですが、40代半ばまで発達障害診断(ADHDグレー)と気づかず、忘れ物や事務処理ミス、職場やプライベートの人間関係でやらかしてきました。そしてそれ以降の5年間で診療や薬(ストラテラ・インチュニブ)を飲んでも根本の困りごとは解決しなかった事などを踏まえ、この記事を読んでいただいた人に、発達障害に関する情報を交えながら以下のような事を伝えていこうと思っています。

①程々で

「程々でやってね」というのは発達障害の人にとってとても難しい言葉だと思います。というのも最初から「程々」ができていれば苦労せずに生きてこれたはずだからです。
「え、程々なんて適当でいいのに、なんで分からないの?」
と定型発達の人は言いますが、発達特性があると普通の人が日常生活で考えもしないようなところでつまづき、うろたえてしまうのです。

とはいえ発達特性がある人は、例えば仕事であれば、やりなれた業務・職場環境で平常時であれば「大体普通の人はこれくらいでやるのかな?」くらいの勘所は分かるのです。しかし人事異動や転職で人間関係が変わったり、業務内容の変更で適性外の業務をせざるを得ないなど、心理的にプレッシャーがかかる状況になると少しづつ、「程々」が分かりにくくなります。

これに人間関係の悪化や作業時間の短さが加わると、自分の限界が分からなくなり、疲労困憊や睡眠不足な状況が続いても休もうと思わないくらいの「過集中」に陥るのです。周囲も心配し始めますが、具体的に「もう早く帰って休め」等の指示や「代わりに〇〇さんがやって」などの気遣いがない限り、燃え尽きる前の線香花火のように最後の一滴まで気力を出し尽くしてしまい、最終的に「朝起きれない」「会社に行けない」状況になり、休職や退職をして、診療内科や精神科に通うという事態に陥るのです。

記事を書いている私もちょうど「程々で」の機能がおかしくなりかけている感じです。冒頭に書いたブログのドメイン更新は実は去年も忘れいたのですが、去年は支払い遅延を連絡してきたメールに気付きすぐに支払って難を逃れたのですが、今年はメールに気付けなかったのは仕事の忙しさのあまり、他の事はどうでもよくなっていたからなのです。ここに気付けたのはラッキーかもしれないので、明日からは少し力を抑え加減で職場に行こうと思っています。

②発達グレーとして

発達障害の「障害」の内容は、一般的にはADHDであればケアレスミスが多い、ASDであれば空気を読めない、と言った事が障害だと思われていますが、私はその考えに疑問を持っています。というのも「俺にもそういううっかりミスあるよ」と励まされたり、
「じゃあ、次から逐一メモを取るように気を付けようね」という解決策を提示されがちなのですが、
「そういう励ましやメモ取りって定型発達なら通用するけど、メモ取る心の余裕がなかったり短期記憶が少ない発達障害者には通用しないから」
と言っておきます。こういう風に励ましや解決策を示されてしまうと、ミスをした発達当事者は何も言えなくなってしまい、
困りごとへの対処がされないまま、徐々に緩やかに詰んでいく
というのが「本当の」困り事だと思っています。

精神論や自助努力でやる解決策ではなく、最終的にその仕事を他人に丸投げしたり、補助要員を付けてもらってチェックしてもらうなど
「私の困り事が(自動的に)消える」という回避策」
こそ必要なのだと思います。これについては「〇〇の本に書いてある」「●●のアプリでリマインドできる」というのもある程度効果はありますが、一番は
助けてくれる(見守ってくれる)人
とか
(結果的に)自分が助かる仕組み
がベストなんですよね。しかし困っている人の立場や状況はバラバラなので、一律で「これなら大丈夫」というのがないのが難しいんですよね。でもできるだけ書いていこうと思います。

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